建災防　建設業労働災害防止協会 山梨県支部

死傷災害比較表

平成26年・25年 1月〜12月 死傷災害(休業4日以上)比較表

山梨労働局集計による

署別死傷災害比較表

平成26年12月31日までに提出された「労働災害死病報告」から集計したものです。

死傷災害比較グラフ(建設業)

平成26年における死亡災害一覧

平成26年12月31日現在

発生月日 発 生 地	年齢 性別	業種 職種	事故の型 起 因 物	災害の概要
2.7 南アルプス市	72 男	建設業 （河川土木 工事） 土工	はさまれ、 巻き込まれ 掘削用機械	被災者は小型ドラグショベルの運転席に乗り込みバックしたところ、頭部が用水路に架かった橋桁（橋桁と河床までの高さが155cm）に当たり、身体が前のめりになって右肩がアーム操作レバーを前に押した。そのため、アームによって車体前方が持ち上がり、運転していた被災者の頭部と胸部が、橋桁とレバーの間に挟まれた。
3.22 市川三郷町	20 男	製造業 （紙加工品 ） 製造工	はさまれ、 巻き込まれ その他の一般 動力機械	被災者はティッシュペーパーを製造する機械の下部に入り、切れたベルト及び紙屑の回収を行っていたところ、機械の内部にある歯車と歯車の間に、被災者の衣服が巻き込まれた。
3.28 市川三郷町	52 男	製造業 （食料品 製造業） 運転士	墜落、転落 その他の一般 動力機械	被災者は休耕地であった畑内で、農用トラクターで畑を耕していた。畑の端部にトラクターを寄せたところ斜面を転落し、運転席から投げ出された被災者が車両の下敷きになった。
5.12 身延町	47 男	建設業 （道路建設 工事業） 土工	墜落、転落 トラック	林道の山側法面で発生した土砂崩落現場から土砂をダンプトラックで搬出し、現場から1キロほど離れた林道の上から沢に向かって土砂を捨てようとしたところ、法肩から車両が転落し、運転席キャビンがつぶれて内部の運転手が下敷きとなった。
6.23 身延町	35 男	建設業 （トンネル 建設工事業） 伐採作業員	激突され 立木等	トンネル建設工事の工事用道路を構築するため、チェーンソーを使って山間部法面の伐採作業を行っていたところ、切った木が被災者側に倒れ、逃げ切れずに下敷きになった。
7.18 大月市	56 男	建設業 （鉄道工事） 軌道工	交通事故 トラック	鉄道駅構内における夜間での軌道修繕作業終了後、被災者は積載形トラッククレーン車を運転して会社事務所に向かっていたところ、対向車線のフェンスを突き破り、約6メートル下の道路に転落した。
7.29 富士吉田市	20 男	接客娯楽業 （旅館業） アルバイト	有害物等との 接触 異常環境等	山小屋の従業員専用浴室で指定された時間に入浴していた住み込みのアルバイトが、頭部を浴槽内の湯に浸けた状態で発見された。浴室には屋外型の湯沸かし器が設置されていた。
9.8 甲州市	58 男	建設業 （道路建設 工事業） 現場代理人 補助	交通事故 乗用車	現場状況確認のために軽ワゴン車で現場に向かった被災者が、現場に向かう林道（周辺は上り坂で斜度11度）の側溝へ脱輪し停車しているワゴン車の下敷きになった状態で発見された。
10.19 南アルプス市	32 男	建設業 （その他の 建設業） 配管工	崩壊、倒壊 地山等	配水管敷設のために掘削した溝の深さを計測するため、被災者が溝内に入ったところ、片側の地山が崩壊して生き埋めになった。
11.13 山梨市	66 男	林業 （木材伐出 業） 伐木補助	飛来、落下 立木等	斜面上での伐木作業中に、被災者が檜を斜面下方に伐木する際、当該檜と上方で交差していた松が根ごと倒れ、当該松が被災者に激突し、被災者は松と地面との間に挟まれる状態となり、同日死亡が確認された。
11.29 富士吉田市	75 男	商業 （新聞販売 業） 配達員	交通事故 乗用車	軽ワゴン車に乗って新聞を配達中、走行していた道路のカーブを曲がり切れず、対向車線を越えてガードレールに衝突した。
12.9 栃木県 那須塩原市	71 男	運輸交通業 （一般貨物 自動車 運送業） 運転手	交通事故 トラック	栃木県那須塩原市内の国道の交差点で、被災者の運転するトラックが赤信号で停止中の大型トレーラーに追突した。
12.21 昭和町	45 男	その他の事業 （イベント 設営業） 現場設営	交通事故 乗用車	納品先に機材を納品するため、社用車の助手席に同乗して納品保管場所に向かっていたところ、凍結していた橋上で社用車がスリップして対向車線にはみ出し、4トントラックと衝突した。